将来のための株取引

株の始め方

株取引に興味があっても、始め方が分からないという人も少なくありません。実は、多くの人が考えているよりも簡単に始めることが可能なのです。まずは、取引を行うための証券口座を開設します。証券会社は多数ありますが、売買に必要な手数料やトレーディングソフトの使い勝手などが異なるため、自分に合った証券会社を探しましょう。証券会社のウェブサイトで口座開設情報の入力を行います。氏名や住所、生年月日などの必要事項を入力したら、口座開設申込書を印刷して記入し、必要書類を添えて郵送します。不備がなければ1週間程度で口座の開設が完了するので、取引資金を開設した口座に入金すれば株を始めることが出来ます。しかし、株を初めてもただ値動きや銘柄を眺めているだけでは意味がありません。銘柄に買い注文を入れ、値上がりを待って売却して利益を得るという取引を行ってみましょう。重要なのは、取引ルールを作り、その取引ルールに則った売買を行うことです。初心者は、いままさに値上がりしている銘柄に飛び乗ってしまったり、何らかの銘柄を持っていたいという理由だけで売買を行ってしまいがちです。しかし、そういった理由で取引した銘柄はほぼ間違いなく損失を出します。利益を出すためには、自分だけの取引ルールが必要なのです。取引ルールは、まず株を買う条件と売る条件を決めておきます。その条件に一致したときのみ売買を行い、それ以外のときは売買してはいけません。無理に取引しないことも大事なルールです。手持ち無沙汰な時間が多くても、自分の取引ルールにあった状況が訪れるまで待つことが大事です。無理に取引をすると、ほぼ確実に損が出てしまうのです。
株を始めるのは簡単です。是非挑戦してみましょう。

株取引はゆっくり成果を出す

株式市場が活況を呈している中、専門の雑誌や書籍では「数億儲けた」とか「プチリタイア生活」などの甘言が舞っている傾向にあります。確かに現在の相場状況は非常に良好ですが、勝組の投資家がいると言うことは、必ず負け組の投資家がいることを忘れてはいけません。特に、こうしたメディアが取り上げる投資スタイルは、数ヶ月から数年にわたる中・長期の投資ではなく、数日もしくは数時間で利益を獲得する短期投資によるものが多いと言えます。最近はインターネットが普及したことで、株式取引もパソコンやスマートフォンなどの携帯端末を利用して行われています。こうした状況のなか、株価の板を見ながら数円の上昇で多くの取引を完了させるなど、新しい取引手法も登場しています。確かに株式を長期保有することによって生じるリスクは回避できますが、この手法では常に画面を見ていなければなりません。またスピード勝負の取引手法であることから、年齢がある程度若い人でなければ、常に勝つことは難しいと言えます。さらに、儲かったことと損したことで一喜一憂することにもなり、精神力が強いかどうかも非常に重要になると言えます。そのため、基本的には目先の利益にこだわらず、中長期間にわたってゆっくりと成果を出す取引手法が最も有効と言えます。プロであれば前述の短期手法は必要ですが、一般的には投資は副業あるいは趣味で行っている方が多いはずです。そのため、まずは自分が投資する企業の財務内容や営業成績などをしっかりと研究し、長期にわたって着実に利益をあげる可能性があると判断できれば、余裕のある範囲内で投資を行うと良いでしょう。少額であれば、損をしてもすぐに相場から撤退出来ます。

株取引における注意点

デフレ脱却に向けた政府・日本銀行の各種政策によって、日本の株式市場は勢いを取り戻しました。一時は7000円台だった株価も、現在は16000円前後まで回復しています。こうした状況を受け、「株取引で一儲けしよう」と考えている方も多いはずです。しかし、投資未経験の方には、いくつか注意点があります。まず、投資する金額は少額から始めることが重要です。確かに上場企業の株式は上昇傾向にありますが、相場に影響を与えるニュースが緊急で舞い込んできたり、各国の重要ポストについている要人による発言によって、市場は大きく動きます。そのため、企業の業績がどんなに良くても、こうした外部環境の影響によって所有株が大きく値を下げる可能性が常にあります。よって、損失を抱えても投入額が少なければ影響は少なくて済みます。次に、雑誌や書籍などのメディアが宣伝している銘柄情報を鵜呑みにしてはいけません。中には正しい情報を提供しているメディアもありますが、それでも予想できない事態に陥った場合は誰も責任を取ってくれません。そのため、自身で企業の業績分析を行いつつ、参考程度でこうしたメディア情報を利用することが大切です。最後に、最近話題となっている株主優待制度を利用する際には、まず投資する企業の業績がしっかりしていることを確認することが重要です。世の中には、優待制度だけで生活している人も確かにいます。しかし投資した企業が赤字続きで、株式を購入した時よりも大きく値を下げてしまった場合は、優待分を考慮してペイできない場合が多いと考えられます。そのため、あくまで優待分はボーナスと捉えて、本分は売却益であるキャピタルゲインを獲得することだと言うことを忘れてはいけません。